目標

きっかけと目標

コロナ禍において、舞台関連の職種は大きな打撃を受けました。一方で、映像関係の仕事は多少なりとも継続可能な状況でした。この経験を通じて、私は二つの大きな考えに至りました。

  1. 今後数十年を見据えた成長分野の研究を進めたい
  2. 仕事のリスクを分散し、映像だけでなく照明やプログラミングも取り入れていきたい

さらに、それらのスキルを融合できる新しい分野や職種へと、自分のキャリアをシフトしていくことを考えるようになりました。

MR的な舞台表現への関心

VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)といった概念の中で、私は仮想的な表現(CG・アニメーション)と現実的な表現(照明・舞台)を融合させるMRという考え方に強く惹かれました。この融合領域は、まさに自分が今目指したい方向性と重なると感じています。

このような分野で、自分はジェネラリストを目指すべきだと考えました。ジェネラリストとは、特定分野に偏らず、広範な分野で知識やスキルを持つ人のこと。特化型のスペシャリストとは異なる価値を持っています。

特定のソフトウェアや技術に依存せず、多角的に知識を習得することで、今まで自分が関わってきた舞台業界に恩返しができるのではないか。さらには、自分自身の成長や、業界全体の課題解決にも貢献できるのではないかと考えています。

そのため、私は電子工学の専門学校への進学を決意しました。映像や照明の内部メカニズムを理解することで、現実の舞台表現と仮想の映像表現をつなぐ“接着剤”のような役割を果たせると考えたからです。


目の前の具体的な目標

現在、取り組むべき最優先の課題は以下の2点です:

  • 英語の習得
    所属する会社がアメリカやイギリスの企業と提携しており、半年以上のアメリカ出張の可能性があるため、英語は必須です。
  • 電気系資格の取得
    ・第二種電気工事士
    ・電気施工管理技士(可能であれば両方)
    現場での実務においても必要不可欠なスキルです。

今後習得すべき分野(優先順位あり)

全て学べれば理想ですが、時間的な制約もあり、優先順位をつける必要があります。

インタラクティブ/メディアアート系

  • MAX/MSP
  • TouchDesigner

仮想表現系(CG・ゲームエンジン)

  • Unreal Engine / Unity
  • MAYA(CG制作)

語学

  • フランス語(将来的なビジョンの中で有用と考えています)

現在の会社では映像制作にも関わっているため、優先順位としては以下の通りになると考えています:

CG ≒ ゲームエンジン > TouchDesigner > MAX/MSP


必要に迫られた課題から将来的な目標まで、幅広く見据えながら、自分なりの新しいキャリアを築いていきたいと考えています。

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