漢字の成り立ちを調べるのにお勧めなサイト

日本語学

こんにちは、リュデナです。今回の問題は、

漢字の成り立ちを知りたいのですが、調べてみたら色んなサイトの説に違いがあり、結局どれを信じればいいのかわかりません、という問題です。


違いの原因と信用ができるサイト

違いの原因

まずはそもそもなぜ説が異なるのか。漢字の成り立ちはまだまだ研究されているため、成り立ちの情報は早く変化し、新しい情報が常に見つけられます。

紙の辞典がこの変化に追いつけず、古い情報が載せられている事がよくあります。

ウィクショナリーについて

そう考えると、なるべく更新が速いデータソースが必要なので、そういったサイトにはウィクショナリーがあります。ウィクショナリーのデータは常に更新されていて、載せられているのはほとんど最新の情報です。

Wiktionary

ウィクショナリーの使い方

使い方は簡単で、ウィクショナリーのウェブページから検索して、調べたい字を入力で字のページが開けます。そちらの中の部分に漢字の成り立ちが表示されています。

①ウィクショナリーのウェブページを開く

 

②検索に調べたい漢字を入力する

 

③字源という見出しから成り立ちをみることができます

信用できないサイトと説の比較

OK辞典とは

妙なことに、漢字の成り立ちを検索したらよくでてくるのはウィクショナリーではなく、OK辞典というサイトです。

OK辞典に載せられている情報は2011年4月1日発行の漢字辞典を元にしているもののに限らず、運営者さんの考察を加えている誤りが多い情報源なのでおすすめできません。

OK辞典:漢字/漢和/語源辞典(漢字の意味/成り立ち/読み方/画数/部首)
漢字の本来の意味(成り立ち)・歴史を学習する事で理解力を高められます。

説の比較

例えばOK辞典をウィクショナリーと比べてみましょう。

こちらはOK辞典の信の成り立ちの説

またこちらはウィクショナリーの説

わかる通りOK辞典に載らせている説が古くて誤った説で、ウィクショナリーがそれを説明してくれますし、もっとも新しい説を教えてくれます。

まとめ

漢字の成り立ちを知りたい時は最新の情報を含めているサイトがおすすめ。その中だとウィクショナリーがもっとも信頼度が高いです。逆におすすめしないのは誤りが多い、OK辞典のようなサイトです。

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